大人になっても大好きだよ
好きさ Singin' fou you
時が過ぎて
大人になっても 大好きだよ
私は2011年からジャニーズJr.を応援するようになり、所謂セクバと呼ばれていた子たちの成長をずっと追いかけてきた。
特別な推しもいたけれど*1、「まるっとセクバを愛でている」*2ヲタクの一人だった。
セクバと言えばSingin' fou you、HA・RU・NA・TSU・A・KI・FU・YU、Never Stop The Music、ひまわりのメロディなど、個人的にはYa-Ya-yahの曲を歌う姿が印象的だ。*3
JJLで放送されたひまメロ〜ネバストのメドレーは死ぬほど見たし、いつかJJの「少年のまま」を歌ってほしいという夢もあった。余談だけど、今B少年が歌っているのを見て羨ましいと思うのと同時に、そんな夢を抱いていた時代を思い出して懐かしくもなった。
JJLとは、正式名称はジャニーズJr.ランドと言って、BSスカパー(有料)で放送していた番組である。このJJLなしにセクバは語れないと言っても過言ではないほど、みんなにとって大きい存在だった。今、当時のセクバと同世代のハイBとそのヲタクは、一人一人のキャラクターを模索しているように感じる。今もJJLがあったなら、と考えるJr.担は多いと思う。キャラクターがわかると愛着がわく。セクバをまるっと愛でていたヲタクが多かった背景には、セクバのキャラの濃さがある。そしてこのキャラというのは、JJLで彼ら自身が試行錯誤の末身につけたものだ。
JJLには色々なコーナーがあった。伝説のシュガー握りやチャッピーネタを生み出したアンサーステーション、毎回ジュニア一人にフォーカスを当ててインタビュー形式で進行される神コーナー・プレッシャープレスクラブ、コンサートやイベント、雑誌の裏側にまで密着してくれるこれまた神コーナー・ジュニアバックシアター、ヲタクですらなかなか退屈だったディベー島に、ほぼ毎週欠かさず放送してくれたジュニアドリームライブ(歌コーナー)。ここ数年見てないのにコーナー名が空で言える自分にびっくりしてるw本当に、この番組には思い入れがありすぎる。
最初はセクゾも出ていて(というかセクゾがJr.だったから)、JJL内でユニットを組みます!※これはSexy Zoneのことではありません*4とか結局どうなったんだよ案件もあったりしたけど、推されから干されまで(各方面にごめん)たくさんのJr.を出してくれたJJL。最終回もすごく綺麗な終わり方で、初期セクバ亡霊の私は大歓喜だったな…。
今更だけれど、この日記はあくまでもセクバを追いかけてきた一人のヲタクのたわごとであるということを理解していただきたい。セクバと言っても勝手にヲタクがそう呼んでいただけで、明確な括りは存在しないし、セクバの中にも時代がある。
どの時代のセクバも私は大好きだ。それぞれの時代に違う良さがある。
テキトー最年長岸くんと、そんな岸くんのことが好きすぎる颯くんの岸颯シンメ、当時”神宮寺がいればそこはセクボ"と言われたJr.のエース(だと私は思ってる)神宮寺と、大人びた最年少のかおる、何もかもが正反対なれあむに、ネガティブポジティブシンメの谷栗、天使シンメの松松。岩橋脇さねラインから岸颯と同括りになったいわち、岸くんのSHOCK出演を機に誕生したじぐいわ、トラジャから派遣され(by本人)、戻ってきた岸くんとシンメになった宮近、そしてそこに突如加わった顕嵐の5人括りもかっこよかった。数年ぶりのスペオキたかいと・スケボーのれあたん・ローラーの角田でSexy Age、さくらガール選抜メンからセクシーファミリーと、軽く辿っただけでもこんなに歴史がある。
この数年間、自担だけを見てきたわけじゃない。一緒の括りで頑張ってきた子たちには、自担じゃなくても特別な思いがあるのは、ヲタクならみんな一緒なんじゃないかな。
三ヶ月前、颯くんが辞めたという噂が流れた時、私はどうも実感がわかなかった。正確に言うと、昨日まで実感していなかった。最後に見たのは、ハニバタで岸くんのシンメで踊る颯くんだったから。また夏が来れば、岸颯が見れるような気がしていた。先日のあむの時も同じだった。昨日までは。
今日、正式に写真が出て、ああ、私の大好きだった時代は終わったんだなと思った。実感は沸かなくても、これが事実なんだとわかった。彼らが選んだ道に、口を出すつもりはない。ただ、「心にぽっかりと穴が空く」というのはこんな感じなのかな、と思った。
私はいつだって、昨日よりも今日、今日よりも明日のJr.が好きなヲタクでいたかった。過去にすがるくらいなら、真っ直ぐ未来を信じたい。時々思い出しても、前を向いていたかった。でも、あのとき見た光景、宝石のようにキラキラ輝いていた彼らを忘れることはできない。だって、それが私の青春だから。かけがえのない、青春の時間だったから。
だから、こんなちっぽけなブログでも、こんな隅っこでもいいから伝えたい。
時代が終わってしまっても。
大人になっても、大好きだよ。